成田空港(NRT)のLCC用のターミナルとし稼働してる第3ターミナルが4月5日より拡張されるというニュースです。
第3ターミナルは、LCC専用ターミナルで、2015年に年間の能力を750万人としてオープンしましたが、その後2018年に利用者が764万に達し、当初の予測より増えている状況でした。
そのため、増築を計画し、2019年9月には、出発と到着の導線を分離して混雑の緩和を図ってきました。
そして、この4月からは、
・出発ロビーが拡張
非接触対応、ファストトラベルに寄与する自動チェックイン機や自動荷物預け機の展開
・新アクセス通路
第2ターミナルから第3ターミナルへの移動距離が500mから300mに短縮
立体化による歩車分離
通路幅の拡張による歩構性の向上と視認性の確保
という内容で拡張されるとの事です。
新型コロナウィルスの影響もあり、航空関連はどこも厳しい状況かと思いますが、ポストコロナの需要回復なども見据えて拡張部分の段階的な運用をはじめ、その結果取扱い能力は1500万人の想定になるとの事です。
今後は国際線バスゲート、出国手続き後の商業施設、カーブサイドなどの共用も予定されているようです。
各地でのまんぼうを開けて、人の動きも少しずつ活発化する事が期待される中で、海外向けも含めてどのぐらい需要が戻ってくるか、また戻るのにどれぐらいの時間がかかるのが気になるところです。
ソース:
https://www.naa.jp/jp/docs/20220224_T3Kakucho.pdf
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