茨城空港が将来ビジョン案をとりまとめ – ターミナルビルの増改築や2040年代に現在の約2倍の年170万人の利用者に

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茨城県が設置した有識者会議で茨城空港の将来ビジョン案の取りまとめを行ったとのニュースです。
茨城空港の将来ビジョン案についてまとめると以下の通りです。

役割としては、
・茨城県や近隣県の更なる成長、人々の生活を支える国内外との観光・ビジネスや地域の拠点となる空港となる
・インバウンド需要に対応する関東で3番目の空港となる。
・大規模災害時の拠点となる。
との事です。

具体的な施策としては、
・国際線:台湾、韓国、中国に加えて、ベトナム、シンガポールやタイなどの東南アジアや欧米路線も誘致する
・国内線:国内外を繋ぐ路線ネットワークの拡大・充実(既存路線の強化)
・空港設備:ターミナルビルを拡張し、駐車場を立体化する
・誘導路を増やし、航空機の運用効率を向上させる。
などの取り組み案との事です。

その上で、目標としては、2040年代までに現在の年間利用者数約70万人の約2倍強にあたる170万人までに増加させるとの事です。

2049年という事ですので、今から24年後ぐらいの目標です。
その構成は国内線110万、国際線60万の目標の様で国内線の比重が高い利用者数構成になっていました。国内線=日本人というわけではなく、茨城空港に入りそこから日本国内を移動する海外からの人も含まれると思いますので、いかに国際線の便数を増やしていけるかなどがポイントかもしれません。

高齢少子化や人口減少が進む現在の状況で働き手の問題なども起きてくる事が想定される中で、また関東圏であるとはいえ、地方空港の一つである茨城空港がこの将来ヴィジョンどこまで実現出来るのか注目です。

関連リンク:
茨城空港の3レターコード

ソース:
https://www.pref.ibaraki.jp/kikaku/kutai/riyo/kyogikai/documents/arikata4.html
など

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