全国の主要空港ビル40社の2022年3月期の売上高動向

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全国の空港ビル40社の2022年3月期の売上高動向に関する調査が東京商工リサーチから発表されました。

その動向調査によると、40社のうち33社が前年に比べて増収とコロナ禍からの回復基調にあるとの事です。
ただし、売上高の合計は約948億とコロナ禍前の2020年3月期は約3,133億と、比較するとおおよそ3分の1の水準との事です。

売上が多かったTOP3は、
1.日本空港ビルディング(羽田空港
2.東京国際空港ターミナル(成田空港
3.那覇空港ビルディング(那覇空港

利益面でも、判明した39社の合計額は約371億の赤字で、前期の約531億の赤字に比べると赤字幅は縮小していますが、コロナ前の2020年3月期の約147億円の黒字に比べるとまだまだかなりの開きがある状況との事です。

2023年3月期は、行動制限等のない2022年の結果が反映されますが、全国旅行割引などの施策がどれほど寄与して、航空機の利用者が増え空港内における経済活動がどのぐらい戻ってくるかが注目と思われます。

また、国際線を持つ空港では、海外旅行などへの旅客の動向も売り上げ面では重要であると思われますが、円安に相当振れている現状で、旅行マインドがどのぐらい戻るのかも気になるところです。

ソース:https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20221031_01.html

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